嵐山秋まつり
嵐山秋まつりも毎年9月におこなわれる嵐山のお祭りです。 北邦野草園が背後に広がる「嵐山公園センター」を会場として遠州流茶道成名庵による 「呈茶」、ゆかり陶房による「陶芸教室」、旭川市を緑にする会による「ハスカップの苗木 プレゼント」、北の嵐山会員による「作品展示」などがありました。
ゆかり陶房の陶芸体験教室

嵐山秋まつりの午後、嵐山公園センター内でゆかり陶房さんによる陶芸体験教室が開かれました。
ゆかり陶房さんは嵐山とその麓を流れるオサラッペ川に面した風光明媚な場所に房を構えていらっしゃいます。
この日は、約20名の市民の皆さんがこの教室に参加されました。じわじわと陶芸のすそ野も広がっており、まして先着だったとのことなので、ご希望に添えなかった方も数多くいらっしゃるようです。体験料もお一人様1,000円(材料、焼成代)でしたので、すごくオトク感がありますもんね。

嵐山の自然を利用したお皿をつくる
今回は嵐山秋まつりということもあって、嵐山の木の葉を使ったお皿をつくります。
参加されたみなさん、初めての方も多いようでしたが、粘土をこねるところから真剣な表情で取り組んでおりました。
つくづく人の性格ってさまざまだなーとあらためて思います。一回で早く終わる方、何度も何度もやり直す方、それが作業の種類で変わる方、写真を撮りながら人間観察にはしってしまう自分は客観的にどうみえてるのでしょう?
さて、お皿の形ができると少し間を置いて木の葉の模様をつけます。嵐山の木の葉にはいろんな種類や形があります。
みなさん思い思いに葉っぱを選んでデザインを考えます。そしてこの裏に化粧土を塗ってお皿に貼り付けます。これがのちに、お皿の紋様になるわけですね。
ここまでが体験教室での作業です。あとは焼き上がりの連絡を待つだけ。
出来上がるまでのどきどき感
はたして出来上がったお皿を受け取った参加者さんの気持ちはどんなものだったでしょうか?
焼き上がるまでに約1ヶ月くらいはかかるとのこと。自分も陶芸体験で箸置きを作ったことがありますが「まだかな~」と毎日待ち遠しく思ってました。
受け取ったときには嬉しさという言葉では表すことのできない、にやにやした興奮があったのではないかと推測しますが、それは参加した人だけが味わえる実感だと思います。自分で作ったものには愛着ありますもんね。
創る・待つ・使う喜びを味わいたい方、ぜひ陶芸体験をおすすめします!




※体験教室の詳細はゆかり陶房(TEL:0166-55-3568)まで
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